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外見上ひどく肥満していなくても、内臓脂肪が蓄積すると、各種の検査値(トリグリセライド、HDLコレステロール、血圧、血糖値)の異常が重なりやすく、またそれらが軽度でも、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる動脈硬化性疾患を起こす率が急激に高くなります。このような状態を“メタボリックシンドローム”と呼びます。内臓脂肪の蓄積はウエストの周囲径で推定できますので、担当医と相談しながら生活習慣を改善して、ウエスト周囲径を基準以内におさめるよう努力してください。
・CTスキャンなどで、内臓脂肪量測定を行うことが望ましい。・ウエスト径は立位、軽呼気時、臍レベルで測定する。 脂肪蓄積が著名で臍が下方に偏位している場合は肋骨下縁と 前上腸骨棘の中点の高さで測定する。・メタボリックシンドロームと診断された場合、糖負荷試験が薦められるが、 診断には必須ではない。・高TG血症、低HDL−C血症、高血圧、糖尿病にたいする薬物治療を受けている場合は、 それぞれの項目に含める。・糖尿病・高コレステロール血症の存在はメタボリックシンドロームの診断から除外されない。
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